知る人ぞ知る反語法通販が楽しくなる。
Home > 反語法知っておきたい情報。
オリガ・モリソヴナの反語法 [ 米原万里 ]のレビューは!?
50代 女性さん
不実な美女、嘘つきアーニャの次にオリガを読みましたが、結局4回も読み直しました。1回目は謎解きにワクワク、2回目はロシアの名前を頭の中で整理するため、3度目は、歴史的な重みと壮絶な人生にまた涙し、最後は好きでまた読んでしまいました。でもボリショイバレエもバレエの最高峰だと思っていたら、過去の事だったりで、まだまだ誤解していることも多々あるのだと気づかされました。
年齢不詳さん
米原万里さんの本、久しぶりに読みたくなりました。 こちらは読んだことがなく、非常に楽しみです。読了後 追記します。
30代 女性さん
米原万里さんのエッセイにはまってしまい、興味を持って購入しました。買ってよかったです。スケールの大きな、壮大な人間ドラマ。私には馴染みの無かった社会主義国の様子がかいま見られます。画一的で非人間的と思いきや、自由で人情に厚いロシア人たちやユニークなクラスメイト、教育熱心な先生方など魅力的な登場人物が沢山出てきます。 少しバレエ界の裏事情なども描いてあるので興味のある方には面白いかもしれません。 オリガ・モリゾヴナは実在した人物だそうですが、こんな踊りの先生がいたら確かに舞踏に興味を持ってしまいますね。 重たいテーマですが作者の人間性と登場人物の強さで、基調が明るいのがいいです。
40代 男性さん
先日逝去した米原氏の小説。彼女の著作はほとんど読んでますが、この本は題名を見ておもしろなさそうだと敬遠してました。ところがどっこい!!歴史の教科書に出てきた出来事、その時代に人はどのように生きていたのか・・・本当に劇画を見ているように・・・約500ページの長編ですが、一気に読み終えました。おすすめ本です。
20代 男性さん
奇抜な題名と実際の小説の中身が乖離しているのは、いい驚きでありながら、何となく敬遠されてしまい、損もしているであろうこの小説。 戦争・政治体制など個々の人間は翻弄されるしかない環境の中でも生き続けた人々の強さを描いた物語です。謎解き形式ですすんでいくのも面白さの秘密か、と。
50代 女性さん
新聞の書評欄で、この本を目にしてから、普段あまり本を読まない私がどうしても読みたくなりました。直ぐ楽天ブックスさんに購入を申し込んだのですが、在庫切れということで近所の本屋さんも回りましたが売り切れ。仕方なく米原さんの他のエッセイを1冊読み終えましたが、米原さんの文章力に惚れ込み、尚一層この本が読みたくなっていました。楽天ブックスに在庫があると知り購入しました。期待を裏切らない本で、長編なのに早く先を読みたくて寝不足になっています。米原さんの10代の頃の体験から、思わぬ方向まで物語は進み、初めて知る事や驚くこと、興味をそそられる事がイッパイです。おすすめです。
50代 女性さん
この作者はロシア語の通訳としてお名前を知っていただけで、エッセイなど余技として書かれているのかと思っていましたが、これはそんな事は全く関係なく一篇の小説です。 ソビエト解体前の雰囲気をなんとなくでも知っていた方が 飲み込みやすいストーリーだと思います。親しい友人にも読んで貰いたい様な本でした。
40代 女性さん
著者の少女時代をベースに、舞踊教師オリガにまつわる謎をスターリン時代の歴史的背景に重ねて解いていく、初の長編小説。読み慣れないロシア風の名前や、己のソ連の歴史の不勉強さに戸惑いながらも、いつの間にかこの謎解きに夢中になり、どんどん読み進めていく自分に驚きました。膨大な資料からこのように読み応えのあるフィクションを紡ぎだした点はもう「天晴れ」としか言いようがありません(反語法ではなく)。残念ながら著者はすでに鬼籍に入ってしまったので、これまた実在のアルジェリアの少年を基にした男の子の物語を予定していたのに、それが幻となり悔やまれます。
30代 女性さん
友人が強烈プッシュしてたので買ってみたのですが、あまり活字を読まない私でもグイグイ引きこまれてあっというまに読み終えました。 こんな時代を経て今があるのかと恥ずかしながらスターリンを知らなかったので愕然としてしまいました。同時に当時のこともっと知りたいと思いました。 当初はノンフィクションにするつもりだったらしいこの作品。 どこまでフィクションなんだろうと思うくらい現実味があってそれでいて堅苦しくなくてユーモアがあって人物描写が生き生きしてて。 題名見ただけでは読んでみようとは思わなかっただけにいい意味で期待を裏切られました。
30代 女性さん
これは読んでいくうちに、どんどんストーリーに引き込まれていきました。「面白い」という言葉で正しいのか・・・フィクションとは言ってますが、この時代に実際にあった事が生々しく描かれているので強制収容所の話などが苦手な方には苦痛を感じるかもしれないです。それにしても私はロシア圏の名前や地名はどうも馴染めない(すんなり読めないというか覚えづらいです)